先日、ヤフーニュースを見ていると、ショックな報道がありました。
ベッドインベッドで乳児の事故が発生
利用広がる「ベッドインベッド」、寝返りでひっくり返り乳児が窒息で意識不明の重体に(読売新聞オンライン) – Yahoo!ニュース
実は我が家も、ベッドインベッドを新生児期から利用していたため、ニュースを見たときは胸がぎゅっと締め付けられるような気持ちになりました。
私自身は、とても便利な育児グッズだと認識していましたが、使用方法を間違えると、大切な子どもに危険が及ぶ可能性があるのだと痛感。
今回は、過去にベッドインベッドを使用していた際に感じたこと、注意すべき点についてまとめます。
我が家で使用していたベッドインベッドとその使い方
私が使っていたのは布製で、ふちにクッションのような囲いがついているタイプのベッドインベッドでした。

新生児が寝たときのサイズ感については、別記事で撮影していた写真が残っていたので、画像を載せておきますね。

ご覧いただいくとお分かり頂けるかと思いますが、新生児にはぴったりの大きさで、見た目もやわらかく、デザインも可愛らしい物でした。
実際の使用時期
使っていたのは、新生児期から生後2か月くらいまで、でした。

購入時は、もっと長く使うと想定していました。
体重2,000gと少しの未熟児で生まれた息子に、ジャストサイズだったベッドインベッド。
新生児期の成長スピードは凄まじいので、すぐに手足がぶつかるようになったと記憶しています。
使用用途としては、主にこういった形で使っていました。
- 昼間、リビングでの赤ちゃんの居場所として
- 夜、布団で添い寝する際の大人との区切りとして
- 実家に帰省したときの簡易ベッド代わり(持ち運びが簡単)
実際に使って感じたメリットと「不安に思った点」
良かった点としては、上記でも上げましたが、
- 赤ちゃんの居場所をつくってあげられる
- 柔らかい囲いがあるので、赤ちゃんを押しつぶさず、安心
- ベッドが軽くて持ち運びしやすい
などの多くのメリットを感じることができました。


反面、使っている最中に唯一感じた懸念点を挙げるとすれば、やはり「大きさ」でしょうか。
最初は丁度良く感じていた全長・横幅も、生後1か月、2か月と過ぎていくと、だんだんと小さく感じるように……。
また、ふちが柔らかいために、赤ちゃんの顔が斜めになったときは、口の側にすぐ布がくる状態になります。(新生児期は余裕がありましたが、体が大きくなると尚更)
我が家の場合、端のクッションに口が近づきすぎると、すぐに体制を整えるようにはしていました。
今だから伝えたい「使い方の注意点」
事故の報道を受けて、改めて思うのは
「使い方を守らなければ、かえって危険になってしまう」育児グッズだということです。
それでも、私は新生児期にベッドインベッドを使うことができて本当に助かったと思っているので、
以下に使用上の注意点をまとめたいと思います。
まず、今回の事故は、段差のあるところで使用されていた、との報道がありました。

ここで重要なのが、たとえ10センチの段差でも、赤ちゃんにとっては大変危険な段差になり得るということです。
今回のようなケースから、以下の点に留意しつつ、ベッドインベッドを使うべきではないでしょうか。
- 段差のある布団やベッドの上では使用しない
- 説明書はよく読み、想定外の使い方は避ける
- 赤ちゃんが動くようになったら使用をやめる
- 少しでも赤ちゃんが窮屈に感じるようなサイズ感になれば、卒業する
- 近くに大人がいて、定期的に様子を確認できる状態で使う
「寝ているだけだから大丈夫」と思ってしまいがちですが、赤ちゃんは想像以上に動きます。

特に、寝返りが始まる前でも、顔の向きが変わるだけで窒息のリスクがあるため、上記のような点に注意するのがベターかと思います。

ベッドインベッド=危険ではない。でも「正しい使い方」が必須
ベッドインベッドそのものが悪いわけではないと思います。
ただし、「どう使うか」「どんな環境で使うか」が、とても重要なのではないでしょうか。
もしこれからベッドインベッドの使用をされる方がいらっしゃいましたら、
ぜひ下記の点に気をつけてみてください。
そして、使っていきながら、もし「不安だな」「これで本当に大丈夫かな」と一度でも感じれば、
別の育児グッズや方法に切り替えることも、ひとつの方法だと思います。
こちらの投稿が、ベッドインベッドのご使用を迷われているママさんの参考になればと思います。
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