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機動戦士ガンダムを30代女が初めて全話見た感想【ネタバレ】感動した名シーン

ガンダムのアイキャッチ 趣味の世界

こんにちは!アニメ大好きな苺と申します!

苺

今は、るろ剣・薬屋・悪役令嬢転生おじ、見てます✨

遡ること2024年11月……。いや、10月だったかな(?)

ひょんなことから、1979年に初回放送された、『機動戦士ガンダム』を見始めました。

コナンも好きなので、もちろん安室さんの元ネタというのは知っていたけれど、一体全体どういう話しなのか、ずっと謎なまま、令和まで生きてきたんですよね。

死ぬまでに一度は見ておいた方が良かろう!ということで、、、ガンダムに詳しい夫に解説をお願いしながら数か月かけて完走し感じたことを、今回は書いておきたいと思います。

設定が細かすぎて伝わらない

まず、ガンダムを見たことがない女性は、できることならば【頼れるガンダムマニア】を横に置いて見た方が良いと思います(笑)

とにかく設定がありえないくらい細かかったです。

夫

今、艦内に赤色の電気ついているよね。あれは赤色灯で、夜間帯、外に光が漏れな…(略

苺

はぁ。

夫

戦艦を停める時、下にも点線のビーム出ているよね。宇宙では上下がないからあそこに誘導の…(略

苺

はぁ。

そこまで細かく描写する?!というくらい、リアルな宇宙のルールにのっとっており、普通に見ていたら見逃すであろうポイントも多々……。

しかし、その分話数が進むにつれて、宇宙に対する知識と造詣が深まっていったのも事実でした。

終盤に近付くと、

苺

ハイハイハイ!今は宇宙にいるから、涙の粒が浮遊して横に流れるのねっ

くらいは分かるようになりましたw

おろおろ……宗教かい??

全く前情報もなく、ただのロボットアニメでは?くらいの知識で見始めた大馬鹿者の私は、終盤に「ニュータイプ」なる思想が登場し、多いに慌てることになりました。

しかし、それまでにアムロの目が光ったり、突然ふわ~っとした作画になったり、ミライさんが予知的な発言をしたりと、少しずつ伏線が張られていたため、次第に異変を察知。

苺

ミライさんだから、ミライが読める……?

と、大真面目に寒いギャグを飛ばしながら予想しておりましたw

しかしながら、今まで見たアニメの中で、第一話の印象と、最終話の印象がこれほど大幅に変わったアニメはあったでしょうか……。

テレビの前でこの表情
考える図

最終話が近づくにつれ、「ニュータイプ」とは何だろう、どういう力を兼ね備えているのか、発現する条件があるのだろうか……etc.いつのまにか、深い深~~~い思考の中に沈んでいく感覚でした。

後から夫に、「ガンダムは宗教チックとも言われている」と教えてもらい、確かにその言葉は言い得て妙であるな、と感じました。

決してお子様向けのアニメでは収まらない、人類の深い可能性へ、新しい扉をむりやり開かされたような、不思議な感覚を味わえた作品でした。

私が選ぶベストシーン

正直、20話くらいまではタラタラと進んでいるな、という感じではありました。

当時、途中で打ち切りが決まったそうで……(最終話が近づくにつれ、人気が出てしまい続編が出ることに)。

中盤からは、かなりスピーディーに、最後まで走り抜ける展開になりました。

そんな中で、私の胸を強く打った名シーンを三つ、ご紹介します。

①ハモンさん&ランバ・ラル部下らの握手

丁度話しが面白くなり始めるきっかけとなったシーンでした。

ランバ・ラルが死に、パートナーであったハモンさんが、仇討ちをするために出撃する直前。

ハモンさんは、綺麗にシャワーを浴びて身だしなみを整え、そして戦闘服に身を包む。この時点で、死を覚悟している……と感じました。

こちらの本によると、死を覚悟した女性の場合、事前に身だしなみを整えている方が多いそうです。また、直前にお手洗いを済ませておくケースがほとんどで、死後に体内から出る水分量も少ない、と記述がありました。同じ女性として気持ちは何となく分かります……。

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ハモンさんのシャワーシーンを、単なるお色気シーンか?と捉えそうになりますが、私は上記の本の記述が頭をよぎり、ハモンさんの覚悟を感じた次第です。

※完全に余談ですが、『死体鑑定医の告白』はかなり興味深く、面白ったです。

アニメでは、仇討ちに賛同し力を貸してくれる部下の名前を、ハモンさんが一人ひとり呼んで、順番に握手を交わしていきます。

見た瞬間、ガンダムを見始めてやっと(?)涙がこぼれそうに……(´;ω;`)思わず、夫に言いました。

苺

この人達に勝ってほしいよ……!

夫

気持ちは分かる。

どう考えても負け戦と分かる戦いなのに、大好きだった人のために出撃するハモンさん。そしてその考えを支持し、集まった部下たち。

ランバ・ラルがどれほど部下に慕われていたかよく分かる、とても良いシーンでした。

そのころアムロは一人で船を脱走するわ、(しかも大事なガンダムを持ったまま……)反抗期ムーブがすごいわで、彼に対する評価は私の中でがた落ちだったので、余計敵方に感情移入してしまいました。。。

②カイの成長とミハルの死

物語の導入部、カイさんはいけ好かない感じの青年でしたが、ミハルとの出会いにより大きく成長していきます。

ガンダムの良いところは、ほぼ全ての登場人物が何かしらの精神的成長を遂げていくところです。(何も変わっていない、もしくは信念がブレブレになった奴もいます=シャア?笑)

その中でも、特にカイさんの人間的な成長具合はすさまじく、人を想う気持ちがこんなにも一個人を進化させるのか、と驚かされます。

苺

このエピソードだけでもかなり見る価値あり

半面、カイを成長させたミハルの散り方は、非常に残酷なものでした。

考えるアイキャッチ画像

直接的に、何か血が出たとか、そういったスプラッタ的な残酷さは全くなく、ただひたすら髪が爆風でなびく。

ゆっくりと髪の流れが変わり、そして体が飛ばされていく……。

爆撃の中、一瞬時が止まったかのような静寂の間が訪れますが、その「一瞬」はもう取り返しのつかない「死」に繋がっているのです。とても恐ろしく感じました。

ガンダムの「死」の描き方は、普通のアニメのやり方ではない

制作陣の方、すごいですね。シンプルに、ちょっとゾッとしました。

③ミライさんの恋模様

ヒロイン、ミライさんなんですね。

苺

途中まで、セイラさんかと思っていましたw

特殊環境の中、セイラさんはお兄ちゃんのことで頭がいっぱいだったし、フラウはアムロ一筋だし、そうなるとミライさんしか恋愛パート背負える方はいなかったのかな……w

その中でも、特に印象残っているのは、ミライさんとスレッガーさんのキスシーンです。

何というか……、言葉に表しにくいですが、ミライさんはしっかりしているように見えて、やっぱり良いところのお嬢様なんだな~~~と感じました。

というのも、ミライさんがスレッガーさんに惹かれたきっかけは、

スレッガーさんにビンタされて、何か彼のことが気になっちゃった

という一言に尽きますよね??

↑この流れ、当時の子どもたちがアニメを見て、理解できましたかね?

びっくりの画像
難しくないですか……??

個人的にも、「なんで急にミライさんがスレッガーさんとキスしてるの?!」と、う~んという感じではあったのですが……。

要は、ミライさんの近くに居た男性(フィアンセ、ブライトさん)が、絶対にしないであろうことを、スレッガーさんは簡単にやってのけたことが鍵になっていますよね?

「あなたは、私のために何をしてくださるの?」と、ミライさんは元婚約者に何度も詰め寄っていましたが、

嫌われても良い、捨て身の覚悟で、真剣に自分と向き合ってくれる男性

を求めていたような気がします。

良いところのお嬢様をビンタする男性なんて、これまで絶対に居なかったでしょうからね。

ミライさんの中で、急にスレッガーさんという存在が大きく見えたのでしょう……。

シンプルな男女関係ではなく、複雑な乙女心を描いているということで、これはある意味名シーンだなと感じました。

まとめ

今回は、「機動戦士ガンダム」ネタバレ感想&個人的に記憶に残った名シーンについて書いてみました!

苺

作画は古いけれども、内容はピカイチでした

しかし、これからガンダムシリーズを見続けるとしたら、一体いつまでかかるのでしょう……??

とりあえず、時間ができたら2作目を見始めます(笑)また何か感銘を受けたら、ネタバレ感想を書くかもしれません(え

ガンダムの最新作も気になります……!!しかし、そこに行きつけるのだろうか。。。

徒然に書いた文章を最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました♡⇒⇒⇒アマプラでガンダムを見る

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