こんにちは~。当ブログ管理人の苺と申します!
今回は、ドラマ【1122 いいふうふ】のネタバレ感想を書きたいと思います♩
私は、主演のお二人のご結婚の情報を見てふわっとドラマを見始めました!

なので、前情報全くなし!原作も知りません!
最初は、良い夫婦のほんわかドラマかと思っていたら、めちゃくちゃドロドロじゃないか!とツッコミを入れながら視聴しました……。
以下ネタバレを含みますので、全て視聴した方のみお進みください^^
【人間の矛盾】良い人/悪い人って?
ツッコミたいところがありすぎて、何から書けば良いのか混乱気味ですが。笑
まず大前提として。私はおとやんの行動【ルンルン公認不倫】が無理でした。

岡田将生が綺麗なお顔立ちだから(?)何となく許されているだけで、やっていることはクズじゃないですか?!
で。ここからが難しいところなんですけど……。
奥様から「公認不倫」を許されて実際に行動に移しちゃうクズでも、生活力と一子ちゃんに対する思いやりはあるんですよね。
一子ちゃんが部屋をぐちゃぐちゃにしていても、

思ったよりマイルドだったね!
みたいに言ってましたよね?優しすぎる。
「え、すごい良い人じゃない???」「思いやりがあってステキね」って何度も思っちゃうんです。
そしてその後、「いやいや、まてよ。こいつ不倫してるんだよなぁ~~。」のループ。
改めて感じたのは、
ということ。
私たちの身近にも、どうしようもない人/悪い奴もいるけれど、その人の行動が全部悪に繋がっているかと言われれば、完全にそうとは言い切れないこともある。
怖いや〇ざのお兄さんたちが、小学生にニコニコ挨拶をしていたりする。(ちょっと極端な例ですが)
だから、「おとやん」という人物の良い面/悪い面がごちゃごちゃになっている感じが、本当にこの世界に【リアル】に居そうな人物っぽくて、行動が生々しく感じました。心がザワついた。

ちなみに、一番ドン引きしたのは、剣山事件翌日・仕事をさぼってプラネタリウム!

プラネタリウム見てる場合じゃない。笑
私は、一子ちゃん好きでした
皆さん、一子ちゃんの方はどうでしたか?
自分の意見をストレートに言い過ぎでは?とか「ワガママ」っていう意見もありましたが……。
私はめっちゃ好きなタイプでした。(←唐突な告白)

好きなところを挙げるとするならば、
- 仕事を頑張っているところ(私も家で仕事してるので、大変さ分かるよ!ってなった)
- 温泉前に、頑張って体を鍛えようとしちゃうところ(唐突なエクササイズ、可愛かった)
- 最後には自分の気持ちをはっきり言葉にするところ
でしょうか。
おとやんはずっと振り回されていたけど、おとやんって結局「不器用で強い女」が好きじゃないですか。お義母さんのことも好きって言ってたし。
結局、一子ちゃんの鶴の一声で「離婚」も「家の売買」も「二人の復縁」も決まっていくけど、二人にとってはそれが居心地が良いんでしょうね。
一子ちゃんのワガママ=単なるワガママじゃなくて、二人が気持ちよく暮らしていくために必要な【問題提起の一声】みたいな意味合いがあるのかな、って思いました。
おとやんは、基本、傾聴するのが得意なタイプの人だと思います。
「一子ちゃんはどう思う?」とか「どうしたの?」という風に聞いてはくれるけど、提案はなかなかしてくれないんですよね。
一子ちゃんの要求の変遷具合を、ワガママと取ってしまうのは簡単だけど、
と私は理解しました。相手がしてくれない分……。笑
リアルな演技と構図
二人の会話や葛藤がすごくリアルに迫ってきたのは、まずもって主演のお二人の演技がお上手だから。
特に、高畑充希ちゃんってすっっっごく上手ですよね。間合いとか、ナレーション含め。

『話しづらいから、食べてていいよ!』って言う食卓のシーンがほんとリアルだった。

実際の会話でもあるある~ってなったよね。
そして、カメラの構図(?)がめちゃくちゃ良かったと思います。
私はそのあたり全然詳しくないので、何と説明すれば良いか分からないのですが……。
私が好きでよく見ている韓ドラだと、緊迫したシーンでは俳優さんの顔がアップになって、発言に対してのリアクションが、真正面からしっかり見れるんですね。そして、話している二人の表情が交互に映される感じが多いかな。
でも、今回の【1122】だと、二人の大事な話し合いのシーンは、大体横向きからの撮影で、カメラは一点固定。長回しを続けて、画面がコロコロ切り替わらない。
こういう形の画をずっと見ていると、
そんな感覚になるんです。
とっても没入感がありました。控えめに言って、すごく良かったです。
消化不良な部分
えっと………。ラストはあれで良かったんですかね?
花言葉、検索しましたよね。幸せなんか~い!!!ってなりました。笑
私は察しが悪いので教えて頂きたいのですが……←、二人は、婚姻届けを出さずにパートナーとして生きていく、ということで宜しいですか?笑
いや、そこをハッキリ言うのは野暮じゃない?ってことなんですかね。(どこぞのラーの黄〇さんではない)

でもまぁ……、一子・おとやん夫婦のことは良いんです。もう二人で好きにやってもらったら。はい。おめでとうございます。(雑)
最大の消化不良。
美月と志朗はどうなったの?
整理すると。。。え?台所のシーンで終わりでしったけ?
いやいや。ちょっとまて、まて、まてーーーーーい!!
・シンガポールどうなった
・出産はどこでするん?新生児連れて帯同?
・再構築、大丈夫そ?
めちゃめちゃ気になったけどなぁ。
いや、というかそもそも、もう何が何だか分からない、「ちょっと待ってくれ!」な部分がありましたよね。もう少し戻っていいですか。
って思いませんでしたか?ww
いや、それこそ、「それ聞くのは野暮じゃない?w」(本日2回目)なんですけどね。
敢えて聞かせてほしい。
志朗さんにキスされそうになって唇噛んで拒否して、あれだけ険悪な雰囲気の夫婦だったのに。。。いやーーーー夫婦って分からないもんですね(すっとぼけ)
いやはや、ちょっともう一組のカップルの行方が気になりすぎて、もう少し詳しく深掘りして終わってほしかったなぁと思いました……。笑
最後に。一番怖かった人は…
いろいろと考えさせられる内容のドラマではありましたが……、私が一番恐怖を感じたのは「美月」でした。

剣山の一件って、普通は傷害事件で逮捕案件じゃない?

暴力、ダメ!ゼッタイ。
傷害事件を起こした挙句、また被害者に【会いたい】【会って謝りたい】って言っているのが、私的に一番怖かったです。
あなたが再出発したいとか、そんな理由はどうでもよくて。普通の人だったら相手とはもう一生関わりたくないですよね~。
そして、普通の人じゃないから、公園でまた会っちゃうおとやん(笑)
おとやんって、やっぱり相当変わってんな!と再確認したシーンでした。笑
なんだかんだいっても、まぁ、最後まで相当楽しめました。(再び雑なまとめ)
そういえば、私が特にうわぁぁぁ~って思ったのは、最終話直前・第6話のラストシーンの一言「そしてこの半年後、私たちは離婚した」っていうナレーションです。鳥肌立ちました。
私は、夫婦の再構築のドラマを見ていると思っていたのに、
と相当焦りました。笑
結果、挽回してくれたので良かったですが。。。
最後までハラハラドキドキ、ちょっとほっこり。また、「夫婦とは何か」を改めて考えさせられましたね。

私的には、夫婦って一番辛い時に傍にいて、結束するパートナーだと思う。
余談にはなりますが、主演のお二人、そして共演者の皆様も結婚された方が多くて、すごく縁起の良い作品になりましたね!!本当におめでとうございます!!!!
これからも演者の皆様・作品に携わられた方々が、すてきなご縁で繋がっていきますように……!!
ほんとに最後に一言。
最近は、こういうレス/不倫を題材にしたドラマが多いけれど、個人的には、そういった作品の中でも質が高く、引き込まれてずっと見続けることができたなぁと思います。
記憶に残る作品をありがとうございました♪♪
仲良し夫婦の、崩壊までの道のりをずっと見てたんかいっ!